1983-10-05 第100回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
そして、翌五月にストラウス代表が当時の福田首相に農産物の輸入枠拡大を迫りました。九月に中川・ストラウス会談が持たれまして、そこで当然まとまると考えていたわけですけれども、アメリカが自由化時期の明示を迫ってきて物別れになったわけです。結局、その後一九七八年の十二月ですね、いまの東京ラウンドの合意というふうに至ったと思うんです。
そして、翌五月にストラウス代表が当時の福田首相に農産物の輸入枠拡大を迫りました。九月に中川・ストラウス会談が持たれまして、そこで当然まとまると考えていたわけですけれども、アメリカが自由化時期の明示を迫ってきて物別れになったわけです。結局、その後一九七八年の十二月ですね、いまの東京ラウンドの合意というふうに至ったと思うんです。
いろいろな過程を経まして、ただいま先生からお話がございましたように、昨年の六月二日に牛場代表とストラウス代表の間で共同発表という形になりまして、そこでは日米間の問題を日米間、さらにはEC等他の主要諸国も含めて相互主義を原則としてこれの解決を図る、そしてこのコード自体が来年の一月に発効いたしますので、それまでの間、すなわち本年じゅうには解決を図ろうではないかということで一応の整理を見たわけでございます
○政府委員(羽澄光彦君) 先般の総理訪米のときに、政府調達の問題等、当面の問題につきましてはできるだけ早期に解決すべく話し合いを継続するということが双方で確認されておりまして、ストラウス代表の訪日の際にはこれらの問題について話し合いが行われるというふうに考えております。
○政府委員(羽澄光彦君) 先ほど来から申し上げておりますとおりに、この六月二日のストラウス代表が来て牛場代表と話し合う段階におきましては、わが方が考えておりますのは、交渉の手順と枠組みということでございます。
したがって、非常に重要な段階を迎えておると思うのですが、特に四月下旬、日本の東郷駐米大使とアメリカのストラウス代表との間における会談が持たれました。
○手島政府委員 ストラウス代表は、先生のおっしゃいましたように、あさって土曜日に訪日する予定になっておりまして、そのときにわが方の牛場政府代表と話し合いを行うことになっております。したがって、当然その場でこの電電公社の問題も話し沿いが行われるということになると思いまして、現在関係の方々とそのときの対処ぶりについて御相談をしている段階でございます。
○久保(等)委員 いま交渉の手順と枠組みについて話をされたということなのですが、新聞の報道等によりますると、一応非公式ではあるけれども意見の一致が見られた、したがって、そのことについては二日に来日をするストラウス代表との間においてこれが公式に一致したというような形で認められるのではないかといったように伝えられておるのですが、その間の事情はいかかですか。
先般もお尋ねをいたしましたけれども、六月二日、ストラウス代表が参られまして、日米の貿易問題、特に電電問題を中心に決着をつけたい、こういうことが言われておるわけであります。そこでこの内容などについてはこの間お聞きをいたしましたけれども、総括的なことで、今度の交渉全体を見てわれわれが感じますのは、どうもアメリカの要求が次から次に出る。
○政府委員(寺島角夫君) 先ほどお答え申し上げましたように、ストラウス代表が二日に参られるという予定があるというふうに伺っておりますが、そのときに決着というふうな見通しがいま定まっておるというふうには私ども承知をしておらないわけでございまして、先ほども外務省からもお答えがありましたように、一つのこれからの話を進めていく上での手順等につきましての、いままでは非公式な話し合いでございましたので、それを正式
新聞の記事でございますから、正しいものかどうかということはございますけれども、今朝の新聞で、朝日新聞、日経新聞等拝見いたしますと、電電調達問題について話が大分詰まってきておりまして、六月の二日にストラウス代表が来る際に決着にしたいという政府の意向が出ていますが、これは間違いないですか。官房長官、どうですか。
したがいまして、この週末にストラウス代表が日本に立ち寄られるということで、そこで決着という話は聞いておりませんが、外務省からもお話ございましたように、外務省の担当者の方が訪米をされまして、いろいろ調整を図ってこられたということは承知しておりますので、その経過というものを踏まえまして、今度のストラウス代表の来日の際にどう対応するかということで協議をしておると、そういう段階でございます。
その際、牛場日本の代表とストラウス代表が日米間の当面の問題について話し合うようになっておりますが、新聞等では解決をするとこう書いてありますが、具体的に解決をするということよりも、政府調達を含んで日米双方ともできる限り早く解決したい希望はあるわけでありますが、なかなか具体的解決はいろいろ問題があるわけでありまして、そのために今後どういうような方法で交渉をするか、その手順とか枠組みとかこういう基本的な問題
あと時間が残り少なくなりましたけれども、例の電電の調達問題についてしばらく動きがとまっていたかに見えましたけれども、この六月の二日ストラウス代表が来日されまして、今回でこの決着をする見通しだ、こういう報道がなされておるわけでありますけれども、その見通し、そしてもし決着に持ち込まれる可能性があるならば、その予想される内容についてお聞かせをいただきたい、こう思います。
いまの政府調達についての問題をなぜ取り上げなかったのかという御指摘でございますけれども、この問題は外務大臣が訪米されました直前に牛場政府代表が参りまして、先方のストラウスと交渉をいたしました直後でございまして、外務大臣がこの問題を避けて通ろうとされたのではなく、むしろアメリカ側の考え方をさらに深く探るために先方の代表でありますストラウス代表ともわざわざ会談をされてこの問題を討議をされたわけでございます
また、その後のことでございますけれども、大臣が帰られましてから、特に今週の初めからでございますが、東郷大使と先方ストラウス代表とのまに、この政府調達の問題を含めまして話が行われたわけでございますけれども、今回の交渉においてはついに最終的な妥結には達することができなかったというのが現状でございます。
そこでいま東郷駐米大使とストラウス代表との間の会談が行われて、政府の調達額七十億ドルを七十五億ドルに引き上げる問題等で、なお内容について米国側が難色を示しているというような記事が出ております。 そこで私は大蔵大臣にお伺いしたいのですが、こういうような地ならしをやって大平さんがアメリカに行くというようなかっこうになる、あるいは東京ラウンドが始まる。
そうしてストラウス代表の来日はいまのところ全く未定でしょう。そういう具体的な事実がいまあらわれておるわけです。そして、先ほどちょっと私与党の議員の方のひとり言を聞いておったが、何でここまで退却するか、こんなばかなことがあるかというようなことも言われておるのですよ、現実に。
しかし、外務省の今日までの発表によりますと、そのストラウス・東郷会談の結果を受けて、二十五日、六日、きょう、あした、ストラウス代表の訪日が予定されておる。それは大平総理の三十日の訪米を前にしてそういう計画がある。これはだれも承知しておるところですが、いまのあなたのお話を聞きますと、アメリカにおける東郷・ストラウス会談は不調になった。きょうは二十五日。
○国広説明員 実は当初最も順調に筋書きがいきますときには、二十五日ごろにはストラウス代表が日本に来るような段取りになるかという筋書きもございましたのですが、先ほども御説明しましたように、双方の非公式な話し合いは具体的な結論を得る段階に至っておりません。
そして報道によりますと、日米間の経済的な摩擦をストラウス代表と外務大臣との間でこれを一掃するということについて同意した、そして日本は相当な譲歩をしたというふうに言われておりますが、外務大臣はそういうふうに譲歩をしてこられたんでしょうか、どうでしょうか。
○国務大臣(園田直君) ストラウス代表が来るか来ないかということは、いま申し上げましたとおりに、いま第一回の会談をやっただけで全然交渉の見通しはついておりません。そこで、この会談で解決の見通しがつけば来日するでありましょうし、なければずっとこれは先に引き延ばす以外に道はない、こういうことでございますが、同時に、長期・中期の展望についてはこれまた両方政府でいま詰めているところでございます。
それから、第二の政府調達問題でございますが、私は、牛場代表とストラウス代表との間でこの問題は解決していただきたいし、また、いただけるものと期待しておったのでございますけれども、わが方の提案がたたき台にもならなかったということで、実は、非常にショックを受けておるところでございます。
牛場代表は、具体的には二十九日の午前と午後二回にわたりましてストラウス代表と、アメリカ側と折衝したわけでございます。しかしながら、先生御存じのとおりに、米側がわが方の立場をこの段階ではのめないということで交渉は成功しなかったわけでございます。
ただ数次のサミットにおいてお話し合いをしてまいりましたのは、わが方も貿易の国際収支については黒字幅を縮小しましょう、市場はできるだけ開放いたしましょう、さるかわりIMFの基軸通貨であるドルの価値というものは十分アメリカにおいても責任を持たれたい、インフレの促進などはもう絶対困る、特に基軸通貨を擁しておられるアメリカとしてのインフレはあくまで防遇してもらわなければならぬ、これが御承知のようにストラウス代表
まず最初に、交渉経過と問題点についてでありますが、この九月以降、東京ラウンドの一環としての日米農産物交渉の経過を顧みますると、九月五日からワシントンで開催をされた中川、牛場両大臣とストラウス代表との会談に引き続いて、高級事務レベル交渉が二回、それから牛場・ストラウス代表との会談が一回、今日なおジュネーブで交渉が続いておるわけであります。
そこで、そのような事実はないというお話があったわけですけれども、もう一点だけ伺っておきたいのですが、十月三十日牛場大臣とストラウス会談の中で、ストラウス代表はこういうことを言っておる。「ジュネーブでの日米農産物予備交渉でかなりの進展があったことを認めながらも、米側はなおオレンジ、牛肉の輸入自由化の時期の明示を求める」、この点について両者が確認し合ったということですね。
○村沢牧君 いつ訪米するかという時期は現段階では明確でないといたしましても、いずれにしても、中川大臣とストラウス代表との話で政治決着をつけると、そういうふうに理解をしていいんですか。
から日米農産物交渉が中川大臣が行かれて行われたわけですが、これちょっとお尋ねしておきたいのですが、本来は大臣に御出席願ってと思ったのですが、どうしても時間の都合がつかないということなのでお尋ねするわけですが、この交渉が行われた直後に、一致点を見出すことができなかったし、あるいは結論に至らなかった、それぞれ当事者の間でそういう話が記者会見で出されているわけですけれども、しかし、その翌日になると、ストラウス代表
過日の中川農林水産大臣とストラウス代表の交渉は、一応物別れになったとはいうものの、これはつくられた筋書きで、いずれ米側に押し切られ、輸入量を増大されるだろうと報道されております。今後も、農産物の対外貿易交渉のたび、なし崩し的に輸入量を増大されれば、わが国生産農家は甚大な影響を受けることは明らかであります。 そこで総理に伺いたいのは、一体日本農業をこのまま手をこまねいて安楽死させるつもりなのか。
また、新聞の報ずるところによれば、この一日で結論が食い違ったその陰には、一民間人の仲介があって、農林水産大臣とストラウス代表の単独会見のおぜん立てがあったと、ある新聞は報じておるわけでありますが、この真相はどうであったのか、お聞かせ願いたいと存じます。
その際、ストラウス代表は、農産物の自由化について日本側に具体案を提出するよう要求した、こういうことでございますが、その要求は六月二十日までということでありますけれども、その要求に対して政府はどのようにいま検討しているのか、どういうふうに取り組んでいるのか、この点まずお話し願えればお願いしたいと思うのです。
ストラウス代表は、閣僚朝食会や牛場対外経済相との会談で、牛肉やオレンジを中心とする農産物、コンピューターの輸入増加、関心品目の関税大幅引き下げなどを迫ったと報道されています。五月末にロサンゼルスで開かれる日米貿易交渉で、こうした要求にどう対処するつもりなのですか。わが国の残存輸入制限品目は、二十七品目中二十二品目が農産物であり、これを外せば、日本農業への重大な打撃は必至です。